どうも小川です。
合気道の道場をしていて、よく合気道未経験者のお話を伺いますが、やはり武道に求めるものが変化してきているように感じます。
(合気道だけかもしれませんが・・・)
強くなりたい、護身術になればという方も多いですが、一方でそれ以上の人生の張り合い(生きがい)のようなものを求められている方も多いように思います。
現在の社会において、「武道」の存在意義というものが変わってきているのかもしれません。
「生きがいについて」 神谷美恵子 著
「いったい私たちの毎日の生活を生きるかいあるように感じさせているものは何であろうか。
ひとたび生きがいをうしなったら、どんなふうにしてまた新しい生きがいを見いだすのだろうか」
神谷美恵子はつねに苦しむひと、悲しむひとのそばにあろうとした。
本書は、ひとが生きていくことへの深いいとおしみと、たゆみない思索に支えられた、まさに生きた思想の結晶である。
1966年の初版以来、多くのひとを慰め力づけてきた永遠の名著に執筆当時の日記を付して贈る。
「生きがいについて」は神谷美恵子さんがハンセン病患者と接する経験より生まれた本
「生きがいについて」の作者、神谷美恵子さんは精神科医として、国立療養所長島愛生園のハンセン病患者と向き合う経験をされています。
その経験から「生きがいについて」が執筆されたといいます。
まだ、ハンセン病が正しく理解されていない頃のことです。
患者の病気と差別の苦しみは想像をこえるものだったのではないでしょうか?
しかし、落胆して生きる気力をなくす人が多い中、そのような過酷な運命の中「生きがい」を見出し前向きに生きようとする人もいたようです。
人がいきいきと前向きに生きていく上で「生きがい」はなくてはならないものなのではないでしょうか?
■長島愛生園で結成された「青い鳥楽団」をしのぶ演奏会
生きがいほど必要なものはない。
以下は「生きがいについて」からの引用です。
『わざわざ研究などしなくても、はじめからいえることは、人間がいきいきと生きて行くために、生きがいほど必要なものはない、という事実である。
それゆえに人間から生きがいをうばうほど残酷なことはなく、人間に生きがいをあたえるほど大きな愛はない。』
引用:神谷美恵子. 生きがいについて(p.11). 株式会社みすず書房.
人生100年時代を「合気道」を生きがいに歩む。
今は人生100年時代と言います。
そして閉塞感のある時代です。
生涯にわたり、続けていける「生きがい」こそ必要な時代なのではないでしょうか?
もちろん、生きがいは人それぞれ違いますので、合気道が生きがいになる人の方が少ないと思います。
ただ、合心館京都・大阪と出会い、合気道を知り、合気道が「生きがい」になる人が1人でも生まれれば、とてもうれしい事だとも思います。
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