こんにちは、おがわです。
今日は少し基本技に関して、私が思う事を・・・
私が合気道を習い始めたばかりの頃、新しい技や受け身など、毎回たくさん覚える事があり、わくわくしながら稽古に通っていました。
しかし、初段を取り、一通りの技術的な事を覚えたあたりから、だんだん面白くなくなってきました。
また、覚えた型通り技を行っても、技が上手くかからない事に気づき出したからです。
そこで、私は色々な達人の本や動画を見て、研究し、自分なりの工夫をするようになりました。
そんな工夫を事を続けているうちに、私の技の型はどんどん崩れていきました。
最終的には合気道の1番の基本技である1教も似て非なるものにまで変貌していました💦
私は二段くらいまでは、完全に我流で稽古をしていました。
当時、日曜日に合心館に通っていましたが、谷本館長は今のように丁寧に教えられることはありませんでした。
ある日の稽古で、頑張られてどうしても技を掛けられない私に谷本館長は、
「技が上手くいかないという事は基本ができていないという事。本当に基本を正しくすれば技はかかるはず」
と言われました。
基本技は掛からないと思って、あれこれ研究していた私はハッと目が覚めるような思いをしました。
基本がかからないのではなく、私が基本技ができていないだけなのでは・・・
それ以来、行き詰ったら基本に帰る様にしています。
青々と天の向かって伸びていく大木になる為には、
その分、大地に深く根をはらないといけません。
何段になっても、基礎をしっかりと行う事は必要なのではないかと思います。
合気道も餅のように基本技を何度も繰り返し、練って柔らかくする事
高段者の先生方の技と言うのは、柔らかく、しなやかで惚れ惚れとするものです。
私も憧れて、真似ばかりしていました。
しかし、その裏に地道な長年の基本技の繰り返しがある事を忘れてはいけないと思います。
基本稽古の反復をして、少しづつ柔らかくする事が大切です。
谷本館長も
「餅も柔らかくしようと水を入れても粘りがでない、練って練って柔らかくせんといかん。合気道も稽古をして柔らかくしていかないといけない。」
言われます。
私は基本稽古の反復をしていき、自然に柔らかくしていく事が大切だと考えています。
書道から学ぶ
書道もはじめはかくかくとした楷書から練習をするそうです。
そして、練習を重ねて、徐々に形を崩していくそうです。
いきなり崩れた草書の練習をするような事はないそうです。
合気道も急いで型を崩そうとせず、反復稽古を重ねる事が大切なのではないかと思います。
型を繰り返した先に、個性が輝く
合気道は同じ技でも指導者により、微妙に違います。
高段者の先生方はもっとそれぞれが個性的な技をされます。
私も色々な方の技を見るのですが、同じその人の個性が出た技でも「いい技をされるな」という方と「癖が強い技だな」と思う場合があります。
その違いは何でしょうか?
以下は道主の「合気道稽古とこころ」からの引用です。
何かヒントになるかもしれません。
個性というのは「自分らしさ」を出そうとしたり「人と違ったものを」と意識したものではなく、自然とその人らしさがにじみ出てきたもの。合気道の基本・大枠にのっとって稽古をしっかりと積み重ねていけば、その人らしい技になるのです。
地道な1歩1歩を繰り返していく
合気道は試合がありませんので、それぞれ色々な追及の仕方があります。
合気道をする目的もそれぞれあっていいのです。
ただ、私は多くの方に合気道を長く続けていただきたいと思っており、ゆっくりでもいいので、一生をかけて歩んでいってほしいと願っています。
結果をすぐに求めず、あせらず、地道に一歩一歩進んで行くような稽古を私はしていきたいと考えています。
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