どうも、合気道合心館のおがわです。
コロナになって、今できる事を精一杯と思い、道場の掃除を頑張るようになりました。
掃除って大切やと思うんですよね・・・。
合心館京都・大阪では「掃除も稽古の一環」とさせていただいています。
稽古に来た人はどこか綺麗にして帰るようにお願いしています。
私自身は道場の掃除を仏教でいうところの下坐業(げざぎょう)のつもりで取り組んでします。
下坐業(げざぎょう)とは?
下坐行とはお坊さんの大切な修行法の一つです。
下坐業とは他人よりも一段低い位置に自分の身を置き、そのような状況でも不平不満をもらさず、むしろ感謝を忘れず、己を磨く修行法です。
お坊さんの間では「下坐業」=掃除の別名の場合が多いようです。
お坊さんが街に立ち、布施を受け取る托鉢(たくはつ 乞食ともいう)という修行も下坐業の一つと言えると思います。
森信三先生の修身教授録(第22講 下坐行)より
すべて物事には、基礎とか土台というものが必要です。
(中略)
そこでわれわれ人間も、どうしても真実を積まねばならぬわけですが、しかし事を積むには、まずその土台からして築いてかからねばなりません。
では人間を鍛えていく土台は、一体どういうものかというに、私はそれは「下坐行」というものではないかと思うのです。
すなわち下坐行を積んだ人でなければ、人間のほんとうの確かさの保証はできないと思うのです。
たとえその人が、いかに才知才能に優れた人であっても、またどれほど人物の立派な人であっても、下坐を行じた経験を持たない人ですと、どこか保証しきれない危なっかしさの付きまとうのを、免れないように思うのです。
日本では掃除はただの作業ではない。
おそらく、この掃除=下坐業という考え方が、どこか日本人には根ざしているのではないでしょうか?
日本ではどこか掃除はただの作業ではなく、場所と同時に「自分自身の心」も綺麗にする行だという考えがあるように思います。
海外から日本に来た人は日本の清潔さに驚くと言います。
掃除は日本人の深層心理に深く根差しているのかもしれません。
学生が掃除をするのはあたり前じゃない!?
日本人は学生が授業の後に自分の学校を掃除することに何の疑問もいだきません。
それが当たり前になっています。
しかし、掃除は学習とは関係がない作業だとして、専門の清掃員に任せるのがグローバルスタンダードのようです。
世界105カ国を調査した出典によると、生徒が掃除を行う国は34.3%、清掃員に掃除を任せる国は58.1%となっています。
シンガポールは2016年に教育の一環として、日本式の「SOJI」を取り入れました。
もちろん賛否両論あるようですが・・・
「教育に日本式「SOJI」 シンガポールの学校で導入(産経フォト)」
鍵山秀三郎先生の掃除の5つの効用
カー用品のイエローハットの創業者で、「日本を美しくする会」の鍵山秀三郎先生が説く、掃除の5つの効用をご紹介します。
①「謙虚な人になれる」
②「気付く人になれる」
③「感動の心を育む」
④「感謝の心が芽生える」
⑤「心を磨く」
私はここまで徹底して掃除はできていません。
それでも少しづつ時間を見つけて、こつこつ掃除をしていこうと思います。
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