合心館京都・大阪の小川です。
合心館京都・大阪では「楽しく稽古」をモットーに稽古をしています。
しかし、時にこの「楽しく稽古」=自分勝手な稽古と認識される場合もあります。
私の考える「楽しく稽古」について、お盆中にあれこれ考えましたので、簡単にまとめておきますね。
この「楽しい」という事が稽古をする原動力なので、非常に重要なことだと考えます。
孔子の言葉(論語より)
昔の中国のとても偉い人である孔子の言行をまとめた「論語」の中にこのような言葉があります。
「これを知る者はこれを好む者に如(し)かず。 これを好む者はこれを楽しむ者に如(し)かず。」
これを現代関西弁に訳すると
となります。
理解する < 好む < 楽しむ
つまり、楽しむことが最強だということです。
魚類研究の分野ではさかなくんが最強ということなのかもしれません。
ぎょぎょぎょ
楽しそうなさかなくん
ぎょぎょぎょ
植芝盛平開祖の言葉(合気道練習上の心得より)
私が稽古をしている合気道の開祖である植芝盛平先生が言われた合気道練習上の心得に3つめに、「練習は常に愉快に実施するを要す」という言葉があります。
これを二代目道主植芝吉祥丸先生は以下のように解説されています。
「厳しい稽古の苦しさを苦痛と感じないようになるまで修行すれば、稽古することが愉快になるという心得」
稽古は時にしんどい時もあります。
お仕事や私生活で疲れていたりすると、「稽古しんどいなー」という日は必ずあるものです。
どんな状況でも稽古を楽しめる心境になりたいものです。
いすれにせよ、稽古を楽しむという事が大切なのではないでしょうか?
■合気道練習上の心得
1)合気道は一撃克(よ)く死命を制するものなるを以て練習に際しては指導者の教示を守り徒(いたずら)に力を競うべからず。
2)合気道は一を以て万に当たるの道なれば前方のみならず四方八方に対せる心掛けを以て練習するを要す。
3)練習は常に愉快に実施するを要す。
4)指導者の教導は僅かに其の一端を教ふるに過ぎず、之が活用の妙は自己の不断の練習に依り始めて体得し得るものとす。
5)日々の練習に際しては先ず体の変化より始め逐次強度を高め身体に無理を生ぜしめざるを要す。然(しか)るときは如何なる老人と雖(いえど)も身体に故障を生ずる事なく愉快に練習を続け鍛錬の目的を達する事を得べし。
6)合気道は心身を鍛錬し至誠の人を作るを目的とし、又技は悉(ことごと)く秘伝なるを以て徒(いたずら)に他人に公開し或いは市井無頼の徒の悪用を避くべし。
合気道を「楽しむ」と「上達」の循環をまわす事が重要と考える。
特に社会人の方が趣味で合気道の稽古を継続するためには、まず楽しくなければ続きません。
社会人の方に限らずとも、楽しくなければ、長く継続をすることは難しいと思います。
厳しく、行くのが辛いけど、合気道は上手になるという道場も良いと思いますが、それは私のしたい合気道場ではありません。
しかし、ただ楽しければ何でも良いのかというとそうではありません。
合気道の練習が楽しい事が大切です。
(稽古でお話をしたり、呑みに行ったりする楽しみも大切ですが、あくまで副産物です。ほとんどの方は合気道を通じて自分を成長させることを楽しいと感じているはずです。)
また、どちらか一方が楽しいのではなく、一緒に稽古をする人も楽しくなければなりません。
そして、楽しく稽古をすることが、合気道の上達につながらなければ意味がありません。
なぜなら、合心館京都・大阪は合気道場です。
来られる人は合気道をしに稽古に来られています。
私は
「稽古が楽しい」→「よく稽古をする」→「合気道が上手になる」→「稽古が楽しい」・・・
という良い循環をまわしたいのです。
「稽古が楽しい」というのがこの循環を回すエンジン(原動力)ですので、この「稽古が楽しい」というところに注力するのが、道場における私の役割かと思っています。
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