おがわです。
合気道に限らず、武道には「見取り稽古」というものがあります。
武道において「見る事」も大切な稽古の一つです。
前で師範や指導者が示す模範はしっかりと見る事も大切だと思います。
合気道は毎回、同じような基本技をしますので、どうしても、黒帯の方は飽きてくる部分もあるかと思いますが、
黒帯の方は白帯の模範になるような「見取り稽古」をしていただけたらと思います。
見取り稽古(みとりけいこ)とは
見取り稽古とは剣術から来た言葉のようですが、合気道でも重要な事は言うまでもありません。
ほかの人の稽古や試合を見て学ぶこと。優れた技や剣風、あるいは一本を評価できる「眼」も重要な技能であり、見取り稽古はその意味でも重要である。
引用:日本辞典
武道の技は本来、見て盗むもの
かつでは「技は教えてもらうものではなく、自分で盗むもの」だったと言われます。
今は武道も時代の流れで、丁寧に指導をしてくれる道場がほとんどですので、かつてほど必死に「見る必要」はないかもしれません。
しかし、合気道を上達していこうと思えば、今も「見取り稽古」の重要性は変わりません。
また、長年きちんと「見取り稽古」をしていると、「本質を見る眼」がついてきます。
3つの稽古 「やる・受ける・見る」を繰り返す。
私の師匠である合心館の谷本敏夫館長は、
「稽古は、技をやる・受けを取る・見るの三つや」と言われています。
「やる・受ける・見る」これを繰り返す事が大切です。
先生や指導者の技は当然ですが、一緒に稽古をする人の技を見るのも稽古の一つです。
例えば、初心者の方は技のどの部分で戸惑っていたりするのを見るのも、指導の良い勉強になりますし。
技のかかりの悪い人を観察して、例えば姿勢が悪いとします。
その場合、自分も同じような状態ではないかと考え、姿勢を改めて稽古をします。
「見取り稽古」は上達を早める。
合気道もはじめの段階では、生まれ持った資質(運動神経など)で上達のスピードの速い遅いがあります。
しかし、生まれ持った「才やセンス」に任せて、どんどん進んで行く稽古をした人は、その過程にムラがあり、やがて行き詰ります。
もし、生涯に渡り、合気道を稽古して、成長したいなら、たとえ歩みが遅く思えても、3つの稽古 「やる・受ける・見る」を地道に続けていく事しかないのだと思います。
(もちろん、上手くなる事が全てではありませんが、、、)
私も本日の稽古から、きちんと「見取り稽古」をしていこうと思います。
今回は、自戒の意味も込めて、「見取り稽古」について、思いつくまま書いてみました。
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