こんにちは!小川です。
コロナウィルスで稽古ができない中、いかがお過ごしでしょうか?
これを期に
会員さんの中には、ネットで木刀を購入して、素振りを始めた方もおられるようです。
どうしても運動不足になってしまいますが、
稽古再開後、スムーズに稽古できるように、家の中で出来る自主練(素振り、ストレッチ、下半身トレーニングなど)をしておいていただけたらと思います。
また、このタイミングで自分の「合気道感」を見直す、高めるというのもいいかなと思います。
合気道は試合がありませんので、どのような考え方で、何のために稽古をするのかという「合気道感」が大切になってくると思います。
(合気道感に良い悪いはありません。)
自分の合気道感を見つめ直すのに、このブログでまとめた谷本館長のインタビューや開祖や道主、高段者の先生方が書かれた合気道の本を読むのもいいかなと思います。
さて、少し長くなりましたが💦
今回は、合心館の谷本館長の師匠である佐柳佐柳孝一師範が合気道について語っておられる動画を紹介させてください。
平成6年に高知ケーブルTVで放映された映像だそうです。
(合気道 神楽塾様UPありがとうございます。)
貴重な映像だと思いますので、ぜひご自身の「合気道感」を見つめ直すのにお役立てください。
※途中に若い頃の谷本館長の演武も映っております(^^)
佐柳孝一師範 先生「合気道とは・・・」
・・・(それは)力技や言うわけです。
では(力ではなく)何を使うかと言いますと、人間には「氣」の力、「氣力」というものがあるわけですね。
その「氣」の力、「氣力」というものを使って、相手をこかすのではなく、相手を導いていくという
そうしていくと、導かれた方は気持ちよく、こけざるおえなくなってくるというわけですね。
そういうわけで、いわゆる「腕力」というものは使わない、「腕力」を使わないので、身体も硬くならないし、内臓も悪くならない。
力を使いますと、どうしても身体に障害が出てきますわね
身体を柔らかく、柔らか使っていくと、自然と健康体になっていくわけです。
護身術にもなりますしね、どうしても人間、健康やないといけませんよ。
私はどなたも健康づくりですね・・・
それをやってもらいたいと思って、おすすめしとるわけです。
護身術におきましては、武道ですからね、言うまでもございませんが、人間はどうしても健康やなければ、世の中は明るくいきませんしね。
まあ、健康を願って、合気道の普及に取り組んで、おるわけです。
佐柳孝一師範について
高知県における合気道の発展はひとえに佐柳孝一先生の御尽力によるものです。
佐柳師範は昭和35年に開祖植芝盛平先生の許可を得て四国で初の財団法人合気会の地方支部を設立されました。
以来40年にわたり高知県内はもとより四国島内で合気道の普及に心血を注がれました。
高知県支部道場、中村合気会道場、高知県立武道館道場及び高知大学合気道部、松山商科大学(現松山大学)合気道部、高知女子大学合気道部、高知工業大学合気道部、高知県庁合気道部の各道場、大学、社会人団体道場を設立され平成11年7月に76歳で逝去されるまで指導、普及活動に東奔西走されました。
現在、県内で合気道を指導されている方や団体の多くは佐柳師範の薫陶を受けた門人であり、諸般の事情から独立され新たな考え方に基づき普及指導を行っておられるものです。
我々、高知県合気道連盟は佐柳師範の求められた愛の武道という理想を守り育んでいこうという決意の下、日々稽古に励むとともに人間としての成長を追及しております。
谷本館長インタビュー
併せて、こちらの画像をクリックして「谷本館長のインタビュー」もお読みください。
きっと参考になると思いますので・・・
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