どうも、合気道合心館のおがわです。
最近、「丹田(たんでん)」の本をよく読んでいます。
東洋では丹田は気の源、人間にとって非常に重要な場所だとされています。
丹田はヘソから5センチくらい下のところにあります。
日本で古くから禅や舞踊など様々なもので、この丹田が重要だとされてきました。
武道も同じで、丹田から気持ちと力を出す事が大切です。
今回は丹田を練ると心身にどのようなメリットがあるのかをまとめてみたいと思います。
一般的に言われているものをまとめましたので、医学的な根拠のないものも含まれます。
効果は個人差があるかもしれません。
しかし、丹田を練るという事は特にお金がかかるわけではありませんので、やってみて自分の心身の変化を見てみるのが良いと思います。
丹田を練る「心身」へのメリット
丹田を練る事により、どのような効果・メリットがあるのでしょうか?
私が調べたものを5つご紹介いたします。
ただ、難病が治るなどの劇的な効果をうたうものもあるようですが、少し注意が必要かもしれません。
長く続けて、少しづつ効果やメリットがあるものであるように思います。
①新陳代謝が良くなる
呼吸法で丹田を練る際に、横隔膜を上下させます。
これにより、、身体の内部の筋肉を鍛える事ができ、新陳代謝が良くなると言われています。
ダイエットにも効果ありとか。
丹田呼吸法では普段の呼吸より、深く呼吸をする事ができますので、より多くの酸素を身体に取り入れる事ができ、身体に良い効果があると言われています。
②自律神経が整う
丹田を練ると、横隔膜近辺の筋肉が効果的に刺激されて、「交感神経」と「副交感神経」のバランスが整うと言われています。
私は中学~高校にかけて、自律神経失調症になった経験があり、丹田呼吸法に取り組んで改善した経験があります。
(調和道呼吸法や医師である帯津良一先生の本を読んで独学でやっていました。)
■帯津良一先生の丹田呼吸法の動画
■調和道呼吸法の動画
③ストレスに強くなる
丹田を練る為に、呼吸法を行うと、幸せホルモンであるセロトニンの分泌が促進される効果があります。
セロトニンが多いと、ポジティブシンキングになりストレスに強くなります。
またセロトニンを元に睡眠ホルモンであるメラトニンが創られますので、丹田呼吸法は睡眠の質も向上させます。
④自然治癒力が増進する
丹田を練ると自然治癒力が増進するという話もあります。
血流が良くなりますし、心身のバランスが整うからだと思います。
丹田を練ったから、魔法のように病気が治るような話は少し疑問に思います。
⑤胆力(度胸)がつく
丹田を練ると、精神的には落ち着きが出て、動じないようになります。
それは昔より胆力がつくと日本では言われています。
剣の達人 山岡鉄舟などは座禅と剣術で胆力をつけた代表的な人物です。
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合気道も丹田から力を出す事が大切
実は合気道も丹田から力を出す事が大切だと言われています。
それを「呼吸力」と合気道では言ったりします。
丹田を練るのに「座禅」が有効と言われていますが、合気道は動きながら座禅と同じ事をするという意味で、合気道の事を「moving zen」と海外では説明する事もあります。
つまり、合気道の稽古も丹田を練るのには非常に有効だという事です。
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合気太郎 (土曜日, 30 1月 2021 21:44)
こんにちは。ここでは初めましてと云っておきましょう。
養神館の支部で練習しています。(最近は休会してますが)
「胆識」は知りませんでした。知識ばかり先行する私には是非習得したいものです。
実践しかないと云う事ですね。当たり前の事ですね。
おがわ (日曜日, 07 2月 2021 11:56)
合気太郎様
コメントありがとうございます。
私も臆病者なので、知識は勉強すればつきますが、なかなか肚が座り実行できません。
ですが、そうなりたいものです。
弱虫だから、合気道をしぶとく続けているのかもしれません。
山田太郎 (水曜日, 27 10月 2021 21:01)
丹田力の説明で「つるべ井戸」の例が挙げられていました。座技の上げ手はそれで理解できましたが、
下げ手(片手取り、両手取り)の場合、「つるべ井戸」はどうなるのでしょうか。